RINGⅠ 第1次研究開発事業(石油精製高度統合運営技術開発)

 国際競争力を有する最適な生産体制を構築するために、製油所や企業の枠組みを越えて企業間における一体的運営を指向し、コンビナート内設備の共同運用による製品や原材料の最適融通のための操業情報の共有化技術、及び生産管理技術等の研究開発を鹿島、川崎、水島、瀬戸内、周南の5地区で実施しました。

1鹿島地区 Kashima Region
副生成物高度利用統合運営技術開発

石油精製、石油化学製品の生産工程で生じる副生成物を相互に融通し、利用しあうことで、エネルギー消費量低減を可能とする技術開発を行います。

[参画組合員]
鹿島石油、三菱化学
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2川崎地区 Kawasaki Region
重質油高度統合処理技術開発

同一地域内の複数の製油所間において、各製油所が保有する各々異なる重質油処理設備を一体的に運用することで、揮発油等高付加価値製品の効率的な製造法を開発します。

[参画組合員]
昭和シェル石油、東亜石油、東燃ゼネラル石油
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3瀬戸内地区 Setouchi Region
動的最適合統合操業計画システム技術開発

同一地域内の複数の製油所間において、市場の価格の動向や在庫状況等を逐次操業に反映することにより、フレキシブルな生産対応、半製品融通および原油調達を可能とする技術開発を行います。

[参画組合員]
新日本石油、コスモ石油
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4水島地区 Mizushima Region
先端的総合生産管理システム技術開発

複数の製油所と複数の石油化学工場間で、各工場の既存の生産管理システムを連結し、多数の原料・単製品等の流通を最適化する技術開発を行います。

[参画組合員]
新日本石油精製、ジャパンエナジー、旭化成ケミカルズ、山陽石油化学、三菱化学
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5周南地区 Shunan Region
コンビナート操業情報システム技術開発

コンビナート内の事業に関わる情報を一元的に管理・提供することにより、コンビナート全体の高効率省エネルギー運転を可能とする技術の開発を行います。併せて、使用されていない既存の配管の再活用技術の開発を行います。

[参画組合員]
出光興産、帝人ファイバー、東ソー、トクヤマ、大陽日酸、日本ゼオン、三井化学
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※企業名は事業実施時点の名称で掲載しています。

コンビナート高度統合運営技術研究組合
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